株式会社上杉物産のSDGs宣言
株式会社上杉物産は国連が提唱する「持続可能な開発目標（SDGs）」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
当社は茨城県神栖市に創業以来、「快適環境の創造」をキーワードに、
建設業、プラント保全、解体工事、廃棄物収集運搬および処分、倉庫事業を行うとともに、鹿島コンビナートの環境を見守ってまいりました。
これからも、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
建設業、プラント保全、解体工事、廃棄物収集運搬および処分、倉庫事業を行うとともに、鹿島コンビナートの環境を見守ってまいりました。
これからも、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
2023年4月1日
株式会社上杉物産 代表取締役 上杉 剛史
株式会社上杉物産 代表取締役 上杉 剛史
|SDGsとは
SDGsとは「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない（leave no one behind）」という誓いのもと、人間、地球および繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
|建設業のSDGs
建設業界は、人々が安心して暮らせる社会をつくるために住宅環境の整備やまちづくり、インフラ構築、省エネ、環境保護などに取り組んでおり、事業の理念そのものがSDGsに合致しています。
|廃棄物処理・リサイクル業のSDGs
廃棄物処理・リサイクル業は、循環型社会の推進や環境問題に大きく関わっています。3R（※）を取り入れ廃棄物の発生を大幅に削減することでSDGsの達成に貢献できます。
※3Rとは、リデュース（廃棄物の発生抑制）・リユース（廃棄物の再利用）・リサイクル（廃棄物の再生利用）のことです。
株式会社上杉物産が取り組むSDGs
当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。
SDGsの取り組み
01.組織体制
当社は、事業活動が社会・環境におよぼす影響を深く理解し、CSR（企業等の社会的責任）の考えに基づいた責任ある対応に取り組んでいます。
▼具体的な取り組み
●内部管理体制
- 期首に各部署の目標設定を行い、各部署間と連携し達成をめざしています。
- 定期的に社内報「剛縁」を発行し、社長からのメッセージを発信、全従業員に共有を図ります。
- 経営理念を従業員全員が共有し、各部門間での連携を大切にしています。
●法令遵守
コンプライアンス研修を実施し、法令遵守の徹底を図っています。
●SDGsの普及啓発
社内において、SDGsに関する取り組みを心がけるよう努めています。
- コピー用紙の裏紙を使用しています。（倉庫部）
- フォークリフト燃料費削減のため、無線機を使用しています。（倉庫部）
- 環境マネジメントシステム（ISO 14001:2015）の認証を取得し、従業員の地球温暖化に対する意識づけを行っています。
- 各部門で毎週、美化活動を実施しています。
●社会的責任
CSR（企業等の社会的責任）の考えに基づき、会社が環境におよぼす影響について、従業員教育を実施しています。
●災害や事故などのリスクへの備え
災害が起こったときのために、従業員に対し、ハザードマップや津波避難経路の周知を図っています。
- 災害避難経路の周知と災害訓練の実施、防災グッズの点検を年1回行っています。（倉庫部）
●事業承継
- 社内スキルアップ研修を定期的に実施しています。
- 働きやすい職場づくり、活性化に向けた取り組みを実施しています。（倉庫部）
SDGsの取り組み
02.公正な取り引き
当社は、法令遵守の考えを浸透させ、情報セキュリティおよび個人情報保護の徹底により、顧客情報を適切に管理しています。
▼具体的な取り組み
●公正な競争
コンプライアンス研修を実施し、法令遵守の徹底を図っています。
- 保税に関する勉強会を年1回実施しています。（倉庫部）
●サプライチェーン管理
各部署にハラスメント防止のポスターを掲示し、ハラスメント防止に努めています。
- ハラスメント防止研修を実施しています。
- ハラスメント相談窓口を社内と社外に設置しています。
- 事業全体におけるCO2排出量の削減を推進しています。
- CO2排出量削減手順の作成と従業員への周知に努めています。
SDGsの取り組み
03.人権・労働
当社は、従業員の一人ひとりが健康で働きやすい職場をめざし、各種制度改善に取り組み、健康管理に努めています。
▼具体的な取り組み
●差別・ハラスメントの禁止
ハラスメント防止の啓発およびハラスメント相談窓口を社内と社外に設置し対策を講じています。
- 育児休暇制度、介護休暇制度の浸透を図っています。
- 女性活躍推進や次世代活躍推進の取り組みに対し目標を設定し積極的に実施しています。
●労働安全衛生
産業医と提携しストレスチェックを導入し、従業員の心身の健康を守ります。
- 年1回の健康診断受診や、ストレスチェック実施の徹底
●ダイバーシティ経営
シルバー人材や外国人技能実習生を積極的に受け入れ体制強化に努めます。
- 障害者雇用についても積極的に雇用し、障害者支援センターと連携し働きやすい環境づくりに努めています。
- ハラスメント研修とハラスメント相談窓口を外部と社内に設置しています。
●人材育成
新入社員研修を実施し、先輩社員が丁寧に指導します。
- 若手社員に対して先輩社員が教育指導を行う制度を導入しています。日々の日報でやり取りし、教育者は一言アドバイスを必ず記入しています。
●公正な待遇
雇用形態に関わらず、従業員に対し公正な待遇を確保しています。
●健康への取り組み
従業員が心身ともに健康を維持できるよう対策を講じています。
- テレワークやオンラインミーティング、お客様とのオンラインを活用した打ち合わせを導入しています。（倉庫部）
- 会議や研修ではオンラインを活用します。
- 労働基準法上の残業規則や安全衛生法上の過重労働防止措置などのコンプライアンス遵守に努めています。
- 職場の「5S活動」に取り組んでいます。
●ワークライフバランス
働き方の見直し等により、仕事と生活の調和を図るワークライフバランスがとれる環境をめざします。
- 時間外勤務を減らし、ワークライフバランスを推進します。
- 有給休暇の取得を推進しています。
●DXの推進
資源循環業基幹システムを導入し業務の効率化を図ります。
SDGsの取り組み
04.環境
当社は、事業活動のあらゆる領域で、環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
▼具体的な取り組み
●廃棄物・有害化学物質
廃棄物や有害化学物質の適切な管理、および処理に取り組んでいます。
- 廃プラスチックや紙くずなどを再生原料としてリサイクルを推進しています。
- 缶類やペットボトルのマテリアルリサイクル化を進めています。
●エネルギー・温暖化
自社のエネルギー使用量削減や排出量の抑制に取り組んでいます。
- 事務所の電灯のLED化を進めています。
- 営業車もハイブリッド車に随時変更を進めています。
●3Rの推進
限られた資源を有効利用するため、社内での3R「リデュース、リユース、リサイクル」の心がけを推進しています。
●水の管理
定期的に各部署の水質検査を実施しています。
●再生可能エネルギーの利用
バイオマス発電所への燃料の運搬により、再生可能エネルギーの利用に貢献しています。
●環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステム（ISO 14001:2015）の認証を取得し、維持、更新しています。
●天然資源の持続的利用
バイオマス発電所への燃料の運搬により、天然資源の持続的利用に貢献しています。
●海洋ごみ
海岸通りの清掃活動を週に1回実施し、海洋ごみの削減や海洋汚染の防止に貢献しています。（倉庫部）
●環境に配慮した交通手段
環境にやさしい自動車の使用促進として、営業車はハイブリッド車を導入しています。
SDGsの取り組み
05.社会・地域貢献
当社は、企業の社会的責任を認識し、地域社会への奉仕と還元に努めることで、未来につながる地域社会の実現に貢献します。
▼具体的な取り組み
●製品・サービスの安全性と品質確保
製品・サービスの安全性や品質を確保するため、全保管物や建物に対して保険に加入しています。（倉庫部）
2023年 9月27日 園児たちとの芋ほり体験
●地域への参画
地域の自治・福祉・防災活動や寄付、ボランティアなどの社会貢献活動に積極的に取り組みます。
- 週に1度、清掃活動日を決め、敷地外の清掃を実施しています。
- 年に1度、地元の保育園児を招待し、芋ほり体験を開催しています。
- 被災時に迅速に対応できるよう、茨城県の災害廃棄物処理に係る協定に締結しています。
- 加入団体主催の不法投棄パトロールに参加しています。
